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2006年4月 9日 (日)

夜の御所桜

○4月7日

 酔いの帰り、夜の御所に入る。
 広い砂利道を進む。今出川御門近くの桜エリアへ。
 ライトアップがあるわけではないので、あまり見えない。見上げる桜の合間から朧の上弦の月。平安朝時代人なら、ライトアップの仕掛けもないから、こんなふうに見上げていたのだろう。

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 数年前だろうか、来たときはグループが桜を囲んでどんちゃん騒ぎをしていてがっかりしたが、今回はひと組の若いカップルが椅子に腰かけてささやきあっているくらい。

 夜の相国寺境内を抜ける。0時すぎだろうか、テレビを付けると井上陽水と山田詠美が対談をしている。

○4月8日

 早く目が覚め、昨夜寄った御所桜を愛でようと自転車に。
 上御霊神社では地元の人のボランティアだろうか、10人ほどが掃いている。相国寺では、若い僧が参道の石の上を箒を左右に振りながら進む。早朝のお寺や神社は帚で地面を掃く音が清々しい。
 昨夜寄った御所桜の元へ。7時前だが、散歩の人、カメラを手にする人が。紅枝垂れとソメイヨシノの花、そして葉が伸び始め、桜色、桃色、緑色が交錯し乱舞している。

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 思いついて賀茂川、そして下鴨神社へ。
 賀茂川の堤には桜色の帯が見事に伸び、下鴨神社門前の桜も満開。
 
 部屋に戻り、ドリップ珈琲を飲みながら、ドイツの新星マルティン・シュタットフェルトフェルトが弾くバッハの「ゴールドベルク変奏曲」を流す。
 悪くない。ときどきオクターブ上に旋律を移したりして、意表を衝いてくる。ただ若きグールドのような、緊張が張りつめた感じはない。

 ★サイト http://toyodasha.in.coocan.jp/index.htm

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