« 「サルトルとボーヴォワール」 | トップページ | 「雲よ―原点と越境―」第7号 »

2012年3月17日 (土)

吉本隆明さんのこと


 吉本隆明さんが三月一六日に亡くなった。八七歳。再読したかった『母型論』が手許に見つからなくてネットで購入して届いた日の翌日のことだった。
 わたしにとっては、ヘーゲル、マルクスと並び、いや同時代性ゆえにそれ以上に大きな影響を受けた思想家だった。
 その著作に出会ったのは、一九六八年ごろのこと。十年ほど前に亡くなった学生時代の親友に教えられてだった。以来、新刊が出れば必ず購入して読むことになった。
 七〇年代に入ってからは講演会にも何度か足を運び、千駄木の家には自立誌「試行」の申し込みにお邪魔したこともあった。また二〇〇〇年代に入ってからは、本駒込のご自宅にも取材で一度伺わせていただいた。
Yanaka1_2 ただ、それらはこちら側が意図して会ったものにすぎない。それとは別に、下町で偶然その姿を見かけたことが二度ほどある。街でたまたますれ違ったときの姿こそ、彼の思想の幅と奥行きを裏づけているようで、今もそのシーンがしっかりと瞼に焼き付いている。

一度目は七〇年代半ばだろうか。(以下はHPに)

« 「サルトルとボーヴォワール」 | トップページ | 「雲よ―原点と越境―」第7号 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/75319/44524464

この記事へのトラックバック一覧です: 吉本隆明さんのこと:

« 「サルトルとボーヴォワール」 | トップページ | 「雲よ―原点と越境―」第7号 »

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

無料ブログはココログ