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2011年7月23日 (土)

鈴木孝夫と三木成夫

 鈴木孝夫研究会編の『鈴木孝夫の世界 第2集』が刊行された(冨山房インターナショナル)。同研究会での鈴木さんの講演や、同会が主宰した若者たちとの合宿の記録の他、鈴木さんについての研究・考察が、幅広い分野の人たちから寄せられている。
 わたしも「西欧知の黄昏にて 動物的原理・植物的原理 ~鈴木孝夫と三木成夫~」というタイトルで寄稿させていただいた。「動物的・植物的」の対比を通して、西欧型文明を厳しく批判する鈴木孝夫さん(言語学者)と三木成夫さん(形態学者)の論は深く共鳴しあっている。

Suzukiakao2_2 【目次】

『鈴木孝夫の世界――ことば・文化・自然――』第2集

◎第1章 鈴木孝夫の記念講演
グランド・セオリーとしての『私の言語学』をめざして(第3回)
『教養としての言語学』に盛り込んだ大胆な企てとは?(第4回)
『日本人はなぜ英語ができないか』――その文明史的考察(第5回)

◎第2章 鈴木孝夫、若者たちと談論風発
【講話】下山の時代を生きる知恵と覚悟と哲学とは?
  ――『私は、こう考えるのだが。』をめぐって

◎第3章 鈴木孝夫研究の進展をめざして
人間の顔をした言語学○泉邦寿
  ――鈴木言語学のいくつかのポイントをめぐって
航路を照らす灯台のように(続)○内田伸子
  ・第4回タカの会『教養としての言語学』をめぐって
  ・第5回タカの会『日本人はなぜ英語ができないか』をめぐって
鈴木孝夫とラボとの幸運にして相乗的な出会い○松本輝夫
  ――ラボ草創期は、グランド・セオリーとしての
    鈴木言語学の揺籃期でもあった

◎第4章 私が鈴木孝夫先生から学んだこと、考えたこと
新しい「グローバル化」への転換○南博通
unforgettable person○風見岳快
西欧知の黄昏にて 動物的原理・植物的原理○とよだもとゆき
  ――鈴木孝夫と三木成夫
われわれは何処へ行くのか○松岡周吾
  ――知的放浪と鈴木孝夫流言語哲学について
自己確立と協調性を結ぶビッグ・ピクチャー○姫野浩明
  ――昨夏の軽井沢合宿を通して考えたこと

◎第5章 連載論考(第2回)
弟子は取らず 鈴木孝夫の家庭環境○矢崎祥子
「空の記号」の魔法の魅力○得丸公明
  ――鈴木言語学でチョムスキーの謎を解く 

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