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2010年8月23日 (月)

それは突然やってきた

○五年が経ち……

 XPマシンに買い換えて五年が経っていた。そろそろとは思っていた。XPを買った直販のD社からの製品メールも、5年経過を機に増えている。
 しかし、とくにトラブルもなく、よく五年間持ったともいえる。昔はたくさん入力したあとにフリーズという情けない事態に何度も直面したが、このハードになってからは一度もそんなことはない。次回もD社のマシンにしょうと考えていた。このマシンに不満はほとんどなかった。フリーランスでSOHOで仕事となれば、パソコンこそ活動すべての拠点であり、重要だ。

 予兆がなかったわけではない。最近モニターに力がなくなったなあ、と感じていた。スリープモードから立ち上げたとき、モニタースイッチが自動でオンにならないとか。それに、全体にスピードが落ちているなとは感じていた。

 しかし、毎年更新のウイルスソフトの更新日が近づき、別のソフトに変えてみた。するとどうだろう。サクサクと動く。どうやらWindowsXPマシンとN社の反ウイルスソフトの相性はよっぽど悪かったようだ。
 前のN社ウイルスソフト環境ではアウトルックエクスプレスを終了するたびに最適化をしますかと聞いてくる。一度「はい」と答えたら、未読メールをそっくり削除されてしまったことがある。ひどいものだった。それ以来この表示が出るたびに、ぐっと怒りを抑え、「ノー」をクリックしていた(この原因がS社にあるのか、OSのM社のほうにあるのかわからない。とにかく相性が悪かった)。
 ところがウイルスソフトをT社のものに変えてみると、サクサク動くではないか。
 で、調子に乗って、もうしばらくこのマシンでいこうかとなどと欲を出していた。いや、そういうべきではなく、もっと長くモノを大切に使おうと考え直していた。

○さっそく直販店へ

 ところがある日、突然モニター画面が音もなく真っ暗になってしまった。その感じから、パソコン本体ではなく、モニターの故障のように思えた。暑さにやられたか。しかし別のモニターがあるわけではなく、診断できない。
 で、ハード全体の買い換えを決断した。七月下旬のことだ。締め切り間際の仕事もなく連休も入るので、すぐに新ハードを入れればさほど実害は生まれまいと見こんだ。

 すぐにD社直販店に足を運んだ。
 当初、モニター付き八万円前後の予算をたてていた。世間ではVista、7とOSが新しくなっていたが、わたしにとっては従来のXPマシンで十分なのだ。テキスト入力が主で、原稿を書くのはエディタだし、画像処理やデザインワークはあるものの、画像ファイルもさほど重いものは使わない。だからXPマシンでよいと思っていた。実際D社ではXPにダウングレードしたものを今でも販売している。XPにしようと心は傾斜していた。新しい高スペックな商品がほしいという欲望なんてなかった。
 ただ、M社のサービスが四年後には打ち切られるというのがひっかかっていた。
 そこで、結局7に決めた。

 結局十一万円ほどの買い物になってしまった(スピーカーは小さなJBLものがあるので除外)。一般のメーカーなら安いほうだろうが、直販D社では高いほうになる。しかもグラフィックや動画関係でハイスペックなことを求めないわたしの作業には不釣り合いな六四ビットマシンにしてしまった。まあ、折角買い替えるのなら、という次第。もっともM社オフィス&パワーポイント付きだからさほど高いとも言えないかな。

○メールデータの移行

 数日後、新品が届き、新モニターに旧ハードをつなげてみると、写った。やはりモニターの故障だったのだ。

 さて、問題はデータの移行と、使用してきたアプリケーションソフトが新OSで動くかどうかだ。データ移動には手間がかかるし、ソフトが新ハードで動かないとなればヴァージョンアップしなければならず、出費が膨らむ。
 大事なデータはもともと外付けハードディスクに保存していたので安心だが、メールソフトのデータ移行が面倒そうだった。

 で、新モニターには、新旧二つのハードをつなげて、作業をすることにした。キーボードとマウスが新旧二つずつ並ぶので、混乱がしばしば。
 まずWEBで検索し、移行方法を調べる。
 アウトルックエクスプレスが、Windows7ではなくなっていることを初めて知る。企業を離れてフリーになってから、こうしたパソコン環境の情報やトレンドにはすっかり疎くなっていた。
 で、7ではWindowsLiveメールに変わっているとのこと。だが、それと従来のホットメールとの関係がどういうことなのか、いろいろな説明を読んでもよくわからない。
 で、まあとにかくM社ツールを使えば移行は簡単らしいということで、XPから7への移行を試みる。はじめ移行時間表示に一九時間と出たときには頭がくらくらとした。だが、その表示時間もしだいに短くなり、結局三時間前後で終わった。
 しかし、確認してもデータは移行されていない。それを二、三度繰り返すがだめ。これには腹がたった。歳をとると心穏やかになるというのは、心狭いわたしの場合にはまったく当てはまらない。ツール、メーカーに怒りの言葉をぶつぶつとぶちまけながら試みるが、埒があかない。
 旧ハードでアウトルックエクスプレスからアウトルックにデータを移行してからと考えやり直したが、それも順調に進まない。
 こんなことばかりに時間をかけていられないので、メールデータの移行はとりあえず止めにした。

 新ハード環境が整うまでの5、6日間は、小さなモバイルノートで、WEBメールとテキストエディタを使って仕事をなんとか凌いだ。

○新ハードの環境設定に集中

 そしてとにかく新ハードでの環境設定に集中した。
 メールデータはだめだが、お気に入りなどのデータは移行できた。
 日本語入力はATOKに限るが、前のATOKは7ではインストールできない。ATOKは大事なので、ジャストシステムのネットショップで購入しようとする。すると、あなたに合った商品(既存ユーザ製品)はもっとお安い形で購入できますとWEBでサジェスチョンンが示された。親切だ。で、予算圧縮してこれはダウンロード。これまで登録していた語句の移行も、指示に従いすぐにできた。
 続いて、プリンタのデバイスはエプソンサイトから。二つのデジカメのデバイスはオリンパスのサイトからダウンロード。このあたりは順調で助かる。ポメラのツールも簡単にできた(ここまで書いて、仕事で作業が生じ、取材録音用のソニーデジタルヴォイスエディターのデバイスをセットしていないことに気づき、インストールするが、なぜかうまくセットされない……。他にもまだ出てきそうだ……)

 問題はアプリケーションソフト。なにしろ古めのソフトを使っているので、気がかりだ。
 ホームページビルダーなど、とてもメーカー動作確認が表示されていない、ずうっと昔のものだが、これは何とか動いた。
 高価なインデザインCS3が一番心配だったが、これも今のところ問題なく動いている。 動作速度はさすが格段に向上した。
 あとは筆王。そして会計ソフトの青色申告。これはインストールしていないので、確認できていない。必要が生じたときにでも、やってみよう。

 とにかく道具であるパソコンの環境設定に少なくない時間をとられるのが、“スロー”になれない“時間ケチ”のわたしには腹立たしい。
 一番手間がかかり、怒ったのがメールデータの移行。わたしのやり方にミスがあったのだろうが、それにしても……。メールソフトはもうM社のものは止め、フリーソフトに切り替えた。

 というわけで、メールデータの問題を除外すれば、新ハードへの移行は、とりあえず外部へも大きな迷惑をかけることもなく、すんだ。

 六四ビットのOS7のマシンに変えて、たしかに動きは快適だ。
 当面は新旧二台を並置しておかざるをえない。

Pctwo_2  モニターのサイズが21.5インチになった。天地サイズは変わらないが、左右サイズが広がり、原稿を書くときにテキストエディタの二画面を左右に開いて作業しやすくなったのは助かる。

 あと何年か後、次のハードに切り替えるときには、OSの世界、OSとの付きあい方、マシンの買い替え・データ移行作業もがらっと変わっているかもしれない。

2010年8月22日 (日)

海と戯れ

 海へ出かけるのは年に一回くらいになってしまい、久しい。
 今年も葉山近くの海へ出かけた。
 いつも出かける浜も、今年は海の家が減っている。数年前までは四軒前後はあったが、今年は二軒だけ。サーファの数も減っているようだ。

Sea20102

 毎年二、三百メートル先にある岩場まで泳ぐ。これまではクロールでゆっくり泳いでも一、二度は顔を上げて小休止したが、今年はクロールで一気に岩場まで気持ちよく泳いだ。水温が高かったこともあるが、泳力だけは落ちていない。

 なんとしても海辺で ビールを飲みたいという欲望も少なくなり、夕暮れに飲むビールの量も減ってきたが、泳ぎ、沖へ出て仰向けになって海のざわめきを体内に取り入れてその響きを楽しもうという欲望は決して失せない。海でのそういう行為、遊戯は、心身の存在のありようそのものと共鳴しあっているからだろう。

Tamba4_2

TAMBA4:WE AND THE SEA

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