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2008年9月 6日 (土)

ニーチェというルサンチマン

 ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェ。1844年生まれで1世紀少し前の1900年に亡くなっている。
 百年以上前に亡くなった人物の言説を前向きに評価するならともかく、今さら疑義と批判を投げかけるのはあまり気がすすまない。
 また、彼の文を読んでいると、人間の弱さがもっとも歪んだ形で表現されているようで、気持が沈んでくる。それに、こちらももう限りのある時間を、彼への論評にあまりかけたくはない。

 とはいうものの、最近彼の著作を再読する機会があり、最低限のことだけは言っておくべきだと思う。
 なぜなら、この哲学者の言説は、20世紀前半にはナチズムに利用され(その責の所在の有無についてはここでは触れない)、それが20世紀後半になると現代思想の源流と位置づけられたりと、影響力を失っていないからだ。そしてもっとも根底的なことは、それが、西欧の知がずうっと抱えてきた負の構造がもっともあらわになっていると思えるからだ。
 というわけで、「ニーチェというルサンチマン」をホームページで数回に分けての連載に。

 第1回目は「トリノ露店のおばあちゃんとニーチェ

toyodasha>知の岸辺にて>
http://toyodasha.in.coocan.jp/sub7/sub7-22.htm

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