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2007年1月 4日 (木)

クリームとカップス

~60年代ロック野郎の60代~

 正月三が日。
 銘酒新政を傾けながら、2005年にロンドンで行われたクリーム(CREAM)再結成ライブや、2004年前後に再結成されたザ・ゴールデン・カップスの映像「ワンモアタイム」を流す。

 1960年代後半、実際に活動していた時期のクリームを私はほとんど知らない。あとになってレコードで聴くようになったくらい。けれども、2005年のライブを観てびっくり。
 エリック・クラプトンのギター/ヴォーカル、ジャック・ブルースのベース/ヴォーカル、ジンジャー・ベイカーのドラムス。3人が生みだす音はものすごい。
 サウンドに圧倒されるのはもちろんだが、彼らの立ち姿が見事でもある。弛みがみられないのだ。いい歳の重ね方をしてきたのだろう。もう10年近く前に日本でのコンサートで見たクラプトンの立ち姿もじつに天晴れだった。
 今はすでに皆、60代半ば。音楽だけではなく、その姿にも脱帽せざるをえない。そういえば、ローリング・ストーンズにしても、体を絞っていた。

Cups  カップスの「ワンモアタイム」(アルタミラピクチャーズ、発売元:ポニー・キャニオン)は以前すでに観ていたが、再び。収められた音楽と彼らの映像は十分に楽しませてくれる。
 エディ藩のギター、ミッキー吉野のキーボード、ルイズルイス加部のベース、マモル・マヌーのヴォーカルなど、やはり若き日の実力を彷彿とさせてくれる。
 あえてグループサウンズという括りに入れてみれば、日本のなかで彼らカップスの存在が突出していたことが改めてわかる。
 ただ、クリームの3人の姿と比べると、現在の彼らに弛みは隠せない(若いころから愛らしかったミッキー吉野さんと、細いままの加部さんは別ということになるが)。顔つきも体の絞り方も違う。彼らはクリームメンバーより少し若い60歳前後だ。まあ音楽活動をメインにしてずっとやってきたわけではないメンバーがいることもあるし、単純な比較はしたくないが。
 イギリスと日本の60年代ロックのトップメンバーたちの違い。すでにシニア世代なのだが、この相違はいったいどこからやって来るのだろう。
 歴史、文化、風土の違いもあるのだろうが、あえて問いを自らに射返すなら、生き様と向きあう緊張感とでもいうことになるのだろうか。

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