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2006年10月 5日 (木)

2007年と団塊世代 「働くこと」をめぐって

~スローワークへ~

 団塊世代が60歳を迎え始める2007年を前に、団塊世代が話題になることがとりわけ多くなってきた。
 新聞でも、雑誌でも、テレビでも採り上げられない日はないくらいだ。

 先日(9月30日)もNHK教育TVで、ETV「団塊が日本を変える!?」という3時間ほどの特別番組を組んでいて、終わりの30分くらいをちらっと見た。
 浅野史郎、蛭子能収、残間里江子、杉田二郎、橋爪大三郎の各氏らが出演していた。
『それでいいのか蕎麦打ち男』を出した残間さんがいたり、社会に役立つ活動の取材映像が流れる中、蛭子さんは、自分が楽しいと思うことをすればよい、といった旨の発言を何度かしていた。おそらくそういう役割を与えられていたのだろう。

 蛭子さんの発言、それはそれでいいのだろう。長年がむしゃらに働いてきて、せっかく定年を迎えたのだから、これからは自分の好きなことを思いのままにすればいいじゃないかというわけで、これについてぐたぐたと批判が加えられるべきではないと思う。

 ただそれでも、高齢社会を迎え、社会構成を考えたとき、「働くこと」あるいはそうした活動のありようを問い直しながら関わっていくことが、団塊世代には求められるのではないか。
 わたしは団塊世代の大量退職は、これまでの「働き方」を問い直す歴史的なチャンスではないか、と密かに考えている。

○団塊世代はどう動くのか?

 団塊世代が定年を迎え始める2007年。すでに早期退職している人も、定年延長・再雇用で仕事を続ける人もいるだろう。それでも団塊世代の多数が来年から定年退職が始まる。
 これによって企業では労働力や技術力の不足が危惧される。また、会社人間としてがむしゃらに突き進んできた男たちが、日々通っていた居場所を突然失い、毎日が日曜日になったとき、いったいどうなるのか。定年後の生活にソフトランディングできるか心配する向きもある。つねに経済や消費、文化の大きな潮流をつくりだしてきた団塊世代の定年後は、その世代ならずとも無関心ではいられない。2007年問題といわれる所以である。

 さて、日経新聞発表はじめ各種調査では、団塊世代の70パーセント以上の人たちが、定年後も収入を得るために働きたいと望んでいる。その主な理由として公的年金額や預貯金の不足が挙げられる。
 働きたいのは、なにも経済的理由からだけではない。技術とキャリアを活かして社会貢献したり、社会とのつながりを維持したい、そんな気持ちも旺盛だ。団塊世代は60を過ぎてもなんらかの形で働きたい、活動したいと希望している。

○2007年を歴史的チャンスに切り替える!

 団塊世代は一般的にみれば、十分ではないが年金があり(支給年齢は64歳、65歳にまで延長されている。食い逃げ世代というのは当たらない)、また多少の貯えもある。だから現役とは違い、少しは余裕をもってゆったりと働きたいと考えている。現役時代と同じようにぎんぎらで働き続けたいとは思っていない。
 とすれば、これまでの仕事のスタイルをとらえなおし、新しい働き方を模索し生み出すチャンスでもあるのではないか。
 戦後社会は大量生産・大量消費・大量廃棄を疑わず、速い・強い・大きいこそよしとし、効率とスピードを最優先で突っ走ってきた。しかし、そんなファーストなスタイルが、結果として現在人々と社会を疲弊させ、地球の持続を危うくさせるに至っている。

 他方若者たちは、会社漬で家庭や地域を顧みず働き、挙げ句の果てリストラされたりするサラリーマンの背中を見、企業の不祥事でマスコミの前で頭を下げる大人たちの姿を眺め、仕事や企業に退き気味になってきた。それはニートやフリーターの増加と無縁ではあるまい。
 これまでの働き方を変えることが求められている。
 そういう役割を30代、40代に求めるのは難しい。彼らは中堅として企業を支え、また子育てや住宅ローンを背負っているからだ。しかし団塊世代なら、それが不可能ではない。子育てが終わり住宅ローンもほぼ返済し、仕事や働き方を余裕をもって見なおすことのできる。まだローンを残している人はいても、現役時代のような高収入を求めなくていい環境にある。

 では、いったいどのように変えればいいのだろう。

 続きは以下へ
 http://toyodasha.in.coocan.jp/sub5/sub5-23.htm
 豊田舎>徒然にスロー>2007年と団塊世代 「働くこと」をめぐって

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