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2006年8月26日 (土)

“生命記憶”

 一週間ほど前に出かけた海。身体がその体験を記憶している。体、細胞にしみこまれている。
 数日前の体験と記憶だが、体には小さいときからの身体記憶も残され蓄積されていて、それが改めて刺激される。
 それは、三木成夫さん風に言えば“P1010011_2 生命記憶”だ。皮膚の感覚、海の匂いと味……遠い昔からの生命の記憶を呼び起こす。

 陽にきらめく海。
 潮の匂いとざわめき。砂浜を歩く足の感覚。海水に体をとろりと包まれる感覚。
 競泳用ゴーグルをつけて、クロールの手を水中に伸ばすと、海水の中の手が差し込む陽光に照らされゆらめきながら見える。
 泳ぎ着いて岩場に上がろうとして、足を滑らせて踵や足の裏に擦り傷をつくるが、足の裏に擦り傷をつくるなんて、少年時代に戻ったようだ。擦り傷もまた楽しく懐かしい。

 梅雨が長くて、短かった夏……。

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