三浦展さんの団塊世代マーケティング
芥川賞掲載号の「文藝春秋」を買って読んでいて、三浦展さんの「団塊格差二〇〇〇人実地調査」を見つける。
年収や預貯金、仕事、支持政党、子ども、好きな音楽、結婚、……などさまざまな点について、団塊世代のデータを紹介している。
例によって勝ち組、負け組、引き分け組などと、品のないレッテルことばが出てくる。 このひとはマーケティング用のデータの収集と紹介をしているぶんにはそれでよいのだが、ときどきとんでもない私情が吐き出されたり、自分の色眼鏡でのコメントが加えられる。
たとえば、最後のテーマとして離婚や男女関係について触れて、団塊世代夫婦の2~3%がこれから離婚しそうだ、と推定したあとで、つぎのように文を結んでいる。
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しかも未婚や離別などで独身の場合、「今恋人がいる」という人が男性の27%、女性の20%もいる! 愛の流刑地に向けて、準備は万端だ。
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27%、20%「もいる!」と。どうやら三浦さんは比率の多さに驚いている。
歳を重ねると恋をしていてはいけない、あるいは恋などしないと考えているようだ。この人、どういう恋愛観をもっているのだろう。
それに「愛の流刑地に向けて」などと揶揄するのは、せっかくアンケートに答えてくれた人に礼を失しているのでは。最低限のビジネスのマナーというものでしょう。
こういうところは、自らのけっして豊かとは思えない(貧しい)恋愛観を吐き出しているだけで、世代分析とはなんの関係もないと思うのだが。


TBありがとうございます。
充実したサイトですね。情報収集の参考にさせていただきます。
投稿: とよだ | 2006年8月19日 (土) 06時56分