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2006年7月22日 (土)

『遙かなるゲバラの大地』

○『遙かなるゲバラの大地』

Toi2  戸井十月さんの新刊『遙かなるゲバラの大地』(新潮社)を読む。

 五大陸走破行の第4弾、南米大陸3万キロをバイクで走り抜ける120日の旅。チェ・ゲバラに魅せられた男は、今回の旅では、ゲバラが殺された村と、のちにゲバラが埋葬されていたことが発覚した場所の二ヵ所だけは訪ねようと決めていて、あとは旅の中で行程を考える4ヵ月の旅。
 旅の途中で人と出会い交流し、大自然そして厳しい状況の中で自分と向きあう。なかなか読ませてくれる。
 出会った人々の表情、戸井さんの立ち姿、大自然……本文中に差しこまれた写真もそれぞれよい。

○雨に濡れたお濠端の緑眺めながら

 その戸井十月さんに数日前、初めて会う。仕事でのインタビューだ。
 同じような業界にいたのだし、すれ違っていた気もするが、ちゃんと会うのは初めて。
 お濠端、窓の広いラウンジ。お昼時の客も去り、静かな空間で、50代後半の二人の男が梅雨に濡れた緑を眺めながらの対話。
 元祖“チョイ不良(ワル)オヤジ”風だが、市民社会内的な“チョイ”なんてところを超えたところに、この人の魅力がある。弛みの感じられない顔だが、年を重ねて優しさと深みもたたえている。
 挨拶をした直後からすうっと入っていける、男が惚れ惚れするような渋い男。いい歳の重ね方をしていることがすぐにわかる。

 さて、五大陸走破の最後、ユーラシア大陸はいつ実行するのだろうか。それは記事をお楽しみに。

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