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2006年4月29日 (土)

バーデン・パウエルの再発アルバム

 バーデン・パウエル
 10代のころ、少しギターをやっていたし、ボサノヴァも好きだったから、もちろん彼のレコードは少し持っていた。
 ギターのテクニックはしばしば“超絶的”と言われるほど凄いし、音にもパワーがあるので嫌いではなかった。「悲しみのサンバ」や「カーニバルの朝」「ジェット機のサンバ」など、ポピュラーでもあった。

 再発された「ポエマ・オン・ギター(POEMA ON GUITAR)」(MPS)。アルバムは持っていなかった。この盤を聴いて驚いた。ヨーロッパのジャズミュージシャンとの共演で、共振し乗っている。メロディに流れすぎないし、テクニックだけにも流れないし。ヴィニシウス・ジ・モラエスに捧げた冒頭の「詩人にぴったり」はjazzyでもあり、最高。
 録音は1967年11月ドイツ。東京の街も騒然とし始めていたころ。

 ジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビン、マルコス・ヴァーリ、セバスチャン・タパジョス、トッキーニョ、クァルテット・エン・シー……。そこへ、しばらく忘れていたバーデン・パウエルが再び浮上。
 ボサノヴァ、サンバに耳傾ける愉しみがまた増えた。

Powell1

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